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2026 鈴鹿8時間耐久ロードレース観戦に行ったハナシ

  • 58 分前
  • 読了時間: 11分

10数年ぶりのお伊勢参り。ではなく、鈴鹿8耐に。以前2度、参戦するチームに関わったことがあってその時はチームスタッフとしてだったので、8耐”観戦”というのは初めて。


観戦チケット・航空券・レンタカー・宿、手配してもらっての「おまかせ・お願いします。お世話になります」旅で、予約等々に全く関わっていないのだが、今回は観戦”旅”レポート(長文)をお届けする。

なおレースレポートはたくさん上がっているので詳しく書いてあるどこかの記事を見て確認して欲しい。


PEACERIDE.NETがある熊本から出発するわけだが、今回熊本空港からではなく、福岡空港から中部国際空港(セントレア)の便となった。熊本発だと、午後にしかセントレアに到着しないため、そこから鈴鹿へ移動するとその日の主要スケジュールは終わってしまう、さらに前日(金曜日の予選を見るなら木曜発、土曜のTOP10トライアルを見るなら金曜発)と、何泊もできる場合はいいが、そうじゃない我々は、熊本発の便は選択肢から外れた。

で、福岡空港発7:20AMの便をセレクト。


福岡空港に余裕を持って着くために、集合時間は4:45AM。午前5時前に3人のおじさんは高速に乗った。熊本出発時点で雨。


福岡空港の場外にある駐車場に車を停めて(これも事前に予約してもらってた)徒歩で空港ビルへ入る。朝7時前なのに手荷物預け入れの長い列。リュックとボディバッグなので機内持ち込みでもいいのだけど、スーツケースの仲間もいるため、荷物を預け入れ。

現地にいる仲間(鈴鹿のシートの手配などもしてくれている)に「めんべえ」を購入。保安検査を通過後、ORC(ORIENTAL AIR BRIDGE) という初耳の航空会社の便に乗る。愛知に九州から用事がある人は多くないのだろうか。プロペラ機で天草エアラインの機体のサイズ。

機内は座席モニター、肘掛けのヘッドフォンジャック、wifi、いずれもナシ。スズカへの思いを馳せながら目を閉じた。

雨・プロペラ機、機内アナウンスも「揺れが予想されます」と流れる。言うほどは揺れず1時間30分ほどでセントレア 中部国際空港に到着。機体から空港ビルまでは福岡同様にバス移動。

レンタカー会社に連絡して空港までハイエースで迎えに来てもらう。もよりのGSもドライバーから情報収集しながら空港から10分ほどの店舗に到着。そこにマツダ2が待っていた。

朝暗いうちから行動していた我々は機内でもらったリンゴジュース以外何も口にしていなかったので朝食代わりの何か食べ物を探してすぐ近くのイオンモールに入る。10時の開店と同時にフードコートへ。「はなまるうどん」と「王将」

土曜の朝のイオンを出ていよいよ一路、鈴鹿へ。


知多横断道路・伊勢湾岸自動車道・東名阪自動車道を走行。途中高速からナガシマスパーランドも見えたがおじさん3人は寄り道も休憩もせず80km近くを一気に走破。


鈴鹿サーキットの周りは当然の渋滞。ではあるが、駐車場も事前予約済み。P6というゾーンに車を割とスムーズに置くことができた。周りには車中泊っぽい車もチラホラ。屋根付き・地面は舗装のゾーンはEV向けの電源も見られた。EVやPHEVだと充電スポットはありがたいと思われる。

いよいよ施設内に入場。その際はスマホに鈴鹿サーキットの「MobilityStation」にログインし「観戦券」を表示させてゲートでQRコードを読ませてはいることになる。注意しなければいけないのは、人が多い状況でネットに繋がりにくくなることもあるようなので、事前にブックマークなり表示させておいてゲートに近づくと安心。

メインゲートから入るとテーマパークが見えてくる。実況のアナウンスや、エンジン音も聞こえてくる。なによりあの象徴的な観覧車にどんどん近づいて行く。けっこう上り下り階段もスロープも乗り越えながら予約してもらっていたR-BOXに到着。R-BOXは最終コーナーの上にあり、シケイン・最終コーナー。メインストレート、ぐらいまで見える。遠くには逆バンクを駆け抜けて行くマシンを見ることができる。見えないエリアは大型ビジョンが設置されているためそれで確認できる。R-BOXは8人席で今回PEACERIDE.NETはその愉快な仲間に混ぜてもらったカタチ。愉快な仲間たちはR-BOXを2枠確保していた。相撲や芝居小屋でいう「マス席」的な感じでイスがありテーブルがあり電源も2カ所あり、屋根もある。つよい風で吹き込んでくる雨だと濡れるが自由席よりかなり快適な環境。他のコーナーに遠征したとしても大荷物は置いていけるものポイント。そして仲間内で盛り上がりながら観戦できるのがいい。


我々が到着したのは土曜日の12時過ぎ。13時からフリープラクティスが始まる。しかしTOP10トライアルは雨が予想されたため金曜日の午後の時点で行われないことが決まっていた。

フリーが終わったあとはストレートで音楽LIVEが行われたり出場ライダーのトークショーが始まった。コカコーラのペイントが施された長いトラックがストレートを横切るように停められステージとなったようだ。


土曜日の走行予定が終わった後でもR-BOXは快適で「飲み会帰り際なかなか終わらない立ち話」的に盛り上がる。が、場所を変え愉快な仲間たち推しの中華料理屋へトークの舞台を移した。中華屋はかなりの地元感、旅行者はまずもって入らない選ばない外観だがリーズナブルかつクオリティの高い料理だった。2026年下半期食べなくていいんじゃないかというほど大量の餃子を食べた。愉快な仲間たちと明日の再会を約束して店を出るとなかなかの豪雨。雨・夜間・初めての車で宿がまで40分ほどのドライブ。


予約していた三重県の県庁所在地「津」のビジネスホテル。駐車場には8耐観戦ツーリングと思しきバイクも数台。中には博多区ナンバーのグロムまで。道中フェリーを使うにしても一般道オンリーでスズカ8耐とは拍手。いや8耐観戦とは限らないか。


三重県津市で迎えた朝。外はやはり雨。レンタカーのマツダ2に乗り込み、朝飯をファミレスで。

サーキットまであと信号2つというところで渋滞。歩いて現地入りを目指す人もたくさん見える。昨日と同じP6に車を停める。雨でもたくさんの人が集まってくる。気分がアガる。耐は祭りだ!


ここまで書いてもっと早く言うべき、もっと早くお伝えすべきことを忘れていたことに気づく。2026年の8耐はおよそ1ヶ月早い開催となっている。暑い暑いスズカから、雨季のスズカ。なのである。なにしろ梅雨明けしていない。この開催時期がいいのか悪いのかは2027年の8耐開催発表でわかるのだろう。


昨日と同じR-BOXに入り進行を見る。ビジョンには催しが映し出されたりしている。「モナキ」(純烈の弟分グループ)がLIVEするらしい。レースが行われている間もトークショーやこう言った音楽LIVEは行われている。遊園地(テーマパーク)やプールも利用出来、家族連れでも楽しく過ごせる。(プールは温水だったとか)


コースにマシンが入りぐるりと1周まわってピットウォールに沿って並べられる。スタート前のグリッドに一般の人でも入ることが出来るチケットもあるけれど、今回、PEACERIDE.NETはパドックとかピットへは入ることはできないチケット。


ボルテージも最高潮、11:30AMスタート。恒例のル・マン式でマシンに駆け寄って走り出す。

冒頭にも記したが、レースの模様、結果はいろんなサイトにレポートがあると思うので、むしろ、その方が詳しく、正しく伝えられていると思うので、ここでは、いち観客のレポートをお届けする。


会場アナウンスは実況を伝えているのだが、しっかり聞くにはやはりFMラジオがお勧め。そのラジオもちょっといいヤツがいいかも。ホームセンターで昔ながらのダイヤルでぐるぐるチューニングするタイプを買って行ったのだが、電波を拾ったり失ったり、そっと置いておけばいいのだけれど、チョット動かすと聞こえなくなったり安定しなかった。


地元ではなかなか会わない仲間に鈴鹿で出会うことが出来た。昔のレース仲間だったり、レース関係者だったり、サポートしてくれたスポンサーさんだったり、レースそっちのけで話し込んだりする。

レース中であってもイベントひろばは食べ物屋もブースも大賑わい、車両メーカー、パーツメーカー、さまざまなブースが並びそれだけでもイベントとして楽しめる見るべきものがたくさんある。


ホンダブースでは話題の「CB400SF」も入魂のディスプレイ。「環境基準をクリアできない」とか「日本でしか売れない」とか「コストがかかりすぎる」と生産終了したCB400SFがまた新型になって戻ってくるとは。これきっかけで、4気筒400ccが各社からリリースされたらいいのになぁ。


物販もかなりの規模。Tシャツ・フラッグ・タオル・キーホルダー・ぬいぐるみやアクスタなど記念グッズから、まんじゅう・せんべい・クッキー・チョコレートなどなどおみやげ類も多岐にわたる。レジ行列はなかなかの長さだったがさばきが上手く、それほど長い時間待つこともなかった。


レーシーなバイクに跨ったような姿勢で乗るジェットコースターがR-BOXからもGPスクエアに居てもずっとみえているのだが、途切れることなく誰か乗っている、常に「きゃー」と叫び声が聞こえている。それには乗ろうとは思わなかったが、眼前に聳え立つ鈴鹿の画像でよく見る観覧車には乗ればよかったかなと思ったり。観覧車の、そのすぐ足元を何度も行き来する。「1回くらい乗ってやろうか」とも思いはよぎったが、おじさんが一人(またはおじさん2人3人4人)もなんか変なのでノーライド。


サーキット内をうろうろ歩く間も、ずっと雨。傘はさしたりささなかったり。買ったものを手にし、食べ物を手にし、飲み物を持って、首からスマホやカメラ、さらにカサ。雨のサーキットは持ち物が増える。

そう言った面でも、「ベース」があるのは良い。流浪の民ではいったんものを置いておくことが出来ないので楽さ・快適さが違う。


会場内の物価をお伝えすると、スーパードライとドライゼロ合計で1100円、自動販売機のコーラは250円、カツサンド1300円、たこ焼き800円と言った感じ。まぁ今時のイベントの物価。

今回は「暑い」と感じるシーンがなかったため飲み物の消費がどんどんなくなるというほどではなかったが、ギラギラに晴れていたなら、もっとたくさん飲んでいただろう。会場に向かう途中である程度確保しておくのも手。だが、場内で「8耐応援」という気持ちでコカコーラ製品を買うというのもアリだ。


ベースキャンプとなっているR-BOXは最終コーナーを見下ろす場所にあって、右へ視線を移すとシケインが見える。土曜日現地に着いてすぐ「7月4日は大ちゃんの誕生日だから行くように」とPEACERIDE.NETが世話になっているバイクメディアのライターさんに言われたので、歩いていくと加藤大治郎選手の写真がフェンスに何枚も掲げられて花や飲み物が手向けられていた。

そこからさらに歩くと、130Rがみえる席もある。チケットの種類が異なるので入れなかったスタンド席もそびえたっており、その下の通路はヘアピンなどコースの西側へつながっている。現地に行って知る鈴鹿の景色。


久しぶりに会った仲間や久しぶりではないけどあった仲間と喋ったりレースを見たり、買い物をしたりミュージアム(歴代のほんだF1マシンやエンジン、8耐車両や、サンリオコラボ展示などなど)を見たりしていると、レースも進み、残り時間もだいぶ減っていた。


連覇を狙うHRC、追うYAMAHAが20秒を切る差で追い上げていたが、SCが入ったことで、2台の間隔が拡大。SCがコースから出ることなくチェッカーを迎えた。

レース結果はご存じのとおり。

シトシトと小雨の降る中花火があがり2026年の鈴鹿8時間耐久は幕を下ろした。


チェッカーの後こ1時間ほどは居ただろうか、R-BOXの仲間たちと再会を約束してサーキットを後にするのだが、万人単位の人が帰るとなると、人の渋滞から駐車場から出る渋滞、出た道路で渋滞が待っている。かなりの時間を覚悟していたが、想像よりはスムーズに進み「津」のホテルへ帰ることが出来た。

P6駐車場に向かう際、バイクで来場した人用駐車ゾーンには何千台(何万か?)のバイクがいた。「雨」「夜」のコンディションでバイクで帰る人もたくさんいるわけで、観戦疲れの体力でコケたり事故したりしないで目的地までたどり着きますようにと祈るばかり。


最終日、チェックアウトし、ファミレスで朝食をとり、一路セントレアへ。

サービスエリアで「なが餅」というお菓子を食べる。ネーミング通り細長い餅の中につぶあんが入っている。見た目を裏切らない想像通りの食感と味。おススメのひとしな。


2日間我々を乗せて走ってくれたマツダ2に給油して返却、レンタカー会社からは送迎車で空港へ。

空港のおみやげやさんを物色。三重県といえばの「赤福」や京都っぽい「夕子」が目立つ。

先ほどの「なが餅」もあるじゃないか。


三重県っぽい、愛知県っぽい、ナゴヤメシっぽい物を食べていないことを思い出し、昼飯どころを探して歩く。ひつまぶしや、えびふりゃあをメニューに出す店もある。モールっぽい並びのなかには、なんと銭湯も。

たどり着いた昼飯の着地点は「てんむす」と「みそかつ(串)」をお持ち帰りで購入。フードコートぽくイスとテーブルがある場所でいただく。


帰りはIBEXエアラインANAコードシェア便。福岡同様なかなか遠くの搭乗口へ。そこからまたバスで機体まで。

帰りの飛行機はジェット機だったが、エンタメ要素はナシ。画面も肘掛けのヘッドフォンジャックもない。機内wifiもなし

1時間20分、30分ほどのフライトで福岡空港に到着。預けていた荷物を受け取り外へ。駐車場まで数分歩き、車に乗り込む。道は混んでいるところもなく順調に熊本まで。解散となった。


鈴鹿8耐を観戦しに行ったのだが、8時間集中してレースを見ていたということはなく、一緒に行った仲間や、現地で知り合った人々、鈴鹿で再会した人と過ごした時間も、楽しかった要素の大きな部分を占める。TOP10トライアルが無しになったり、SCのままレースが終わったり、期待通りのレースではなかったけれど、その分を差し引いても、いい旅だったといえる。



















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