'80年台前半から'90年台後半にかけ、日本はバイクブーム。各メーカーから細かく様々なスタイルのモデルが販売されていた。小排気量から大排気量まで、「アメリカン」だけでも選択肢は数多くあった。
2024年現在。国産メーカーのクルーザーモデルで普通自動二輪免許で乗れるモデルは…
そんな中に一石を投じたのが、THUNDER SoftailThunder250
リジッドサスのハードテイルもあるが、そこはやはりリアサスがあった方が日々使用するには、優しさが違う。
これぞ”ボバー”スタイルといった外観は、ゼロエンジニアリングの車両を彷彿とさせる。
エンジンは空冷v型2気筒。キャブからインジェクションに進化しているがルーツはボア・ストロークの数値や外観などからおそらくヤマハ・ビラーゴのエンジンが元になっているようだ。
74スプリンガーのフロントフォークと太い前後タイヤ、ロー&ロングは車体を形作っている。車重は175kg エンジンが低い位置にあるため数値よりもさらに軽く感じる。
価格は99万6000円〜とほぼ100万円。既存の車体をここまでカスタムすることを思えば、かなり安い。そもそも、あの頃のV2アメリカンの中古車は、けっこう近い価格でサイトに掲載されている。「だったら…」と考えてしまうである。
サンダーのHPにはオプションパーツもラインナップされている。タンクやフェンダー・ミラーなど、さらに個性を出すもの一興。