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PEACE RIDEのピースとは

1980年代のオートバイブーム時代。
ライダーは、すれ違うライダーにピースサインを贈った。
それは「無事に、相手が目的地にたどり着くように。」
そして、「仲間だ」と認めあうように。
もしくは
ソロで九州の背景と自分のバイクを撮影されることを目的に、いつしか全国のライダー達が年中行事として毎年2000台前後も参加する全国でも有数のノンジャンルバイクイベントに成長したのです。

今から、30年近く前のことになるだろうか。
日本に空前のオートバイブームが訪れた。
峠を走る者、林道を走る者、サーキットを走る者、旅をする者。生活の足にする者。。。
バイクの種類も好みも細分化されていった。
そんな中自然発生的に、ライダー同士がすれ違う際、ピースサインを交わす事が、流行りだした。
バイクの種類、排気量、とくに関係はなかった。
そしてそれは、見ず知らずのライダー同士でも行われたのだ。
たいして意味など、なかったのだろう。
ほんの挨拶かわりのピースサイン。

そんな軽い挨拶に私たちは、ちょっとだけ意味を持たせたい。
「無事に目的地に到着しますように。」
「これからもずっと、バイクの楽しさを味わえますように。」
「俺たちは、バイクに乗っているという共通点を持った仲間だ」

時は2000年代。バイクブームを経験した人もそうではない人も、すれ違うライダーにピースサインを出してみてはどうだろうか?

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初回開催は

PEACE RIDE 2010  2010.9/26

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2010年8月。「バイク乗りが集まるイベントをやりたいね。」誰が言い出しっぺなのか今となっては、あやふやで、恐らくこの人かこの人だろうというのがわかる程度。(なので、誰!とは確定させずに。)おおげさなものではなく、集まった人たちが、お互いのバイクや、そのファッション(ウェア・ヘルメット等)を見て、あーだこーだ、楽しく喋ってもらえるイベントでもやりたいね。そんなスタートだった。
「若者がバイクや車に興味がない」なんてことも、言われて久しい。「最近の若い奴らはね〜」で終わらせていてもいいのだが、そこは”ひごもっこす”そんな風潮にちょっと抵抗してみたいって、コトは動きだしたのです。「バイクを楽しんでる人々を見てもらおう!」

「忙しくてバイクに乗るヒマがない」ちょっと前まで若者だった人からよく聞かれるワード。そんな人の為に、「ちょうどいい距離」「ちょうどいい時間」に「年に一回だけ」だったらバイクに乗れるでしょ?そんぐらいならバチも当たらないんぢゃない?そんな思いも込めてみた。

バイクの種類もいろいろ。メーカーもいろいろ。排気量もいろいろ。どう楽しんでいるかも様々。だから、なんでもアリにした。「バイクだったらなんでもいい」楽しんで乗って来てくれて、会場での楽しみ方も、そのひとにおまかせ。「俺もバイク乗り、あんたもバイク乗り、お互いの価値観でコレが最高と思って乗ってる。」そんな風に思ってもらえたらいいかな。

コレと言って企画もない。「行ったけど、なんにもなかった」おっしゃる通りその通り。楽しみは参加者で見つけて欲しい。
ツーリングの通過点、集合場所、目的地。そういうことでもアリではないだろうか?阿蘇の風景や空気を、会場だけでなく、行き帰りも満喫してもらいたい。

希望者はバイクにまたがって、阿蘇をバックに記念写真を1台づつ撮影しよう。こんなに大変になるとは思っていなかった。当日の撮影もその後の、HPにあげるのも、たいへんな作業になってしまった。がしかし、参加者の想い出になると思えば(笑)みんながんばって(汗)

だから、自慢のバイクで自慢のスタイルで来て欲しい。(あ、もちろん、気軽な感じで来場も大歓迎☆)

PEACE RIDE2010(10月開催)は大盛況。仕掛けた側の予想を大きく上回って1000台以上の参加者だった。
案内や誘導に慣れなくて、入場待ちもたくさんあった。それでも、文句も言わずに待って入ってきてくれた参加者全員に感謝☆

すれ違うライダー同士のピースサインの交換も、増えていけばいいなぁ。。。

 

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