Rider's Talk
桝田あいかさん Ducati Panigale V2
電子制御やエンジン特性、新素材の採用など、人に優しく、乗りやすくなった近年のオートバイ。しかし、速さを得るための乗りやすさにプライオリティが置かれるのがスーパースポーツと呼ばれるジャンル。乗り手にもスキルが求められる。スピードやクローズドコースでのタイム短縮を主眼にデザインされた車体は機能美の塊。Ducati Panigaleも世界屈指の機能美の1台。
人生最初のバイク、モーターサイクルライフをこのPanigaleでスタートさせた桝田あいかさんが今回のRider'sTalk
人生最初のバイク、モーターサイクルライフをこのPanigaleでスタートさせた桝田あいかさんが今回のRider'sTalk
幼少期彼女のお父さんがバイク乗りだった。出かける後ろ姿を見て「かっこいい」と思っていた。兄と弟が居る家族構成の為、「仮面ライダー」もTVに映っていた。
バイクの免許を取るきっかけは、車の免許が必要でテラバルへ。楽しい雰囲気が気に入って「もっとここに通うには…」と考え普通自動二輪、大型自動二輪へ進んだ。大型免許を取る気持ちになった理由はもう一つ。高校時代に見た、バイクに乗る女性。その時一緒にいたバイクに詳しい友達が「ドゥカティ・モンスター」だと教えてくれた。「あんなふうにバイクに乗れたら…私はいつかモンスターに乗る」その夢に近づくために大型自動二輪免許が必要だった。
憧れたのは「モンスター」しかし選んだのは、別のモデル。オートポリスへレース観戦に出かけた際、そのころ二輪教習でテラバルに通っていたこともあって、会場の駐車場にあるバイクを眺めていた。そのとき心に刺さったバイクがあった。次の教習の時にスマホで撮った画像をインストラクターにみせてなんというバイクかがわかった。「私はパニガーレに乗る」少し軌道修正が行われた。
9月に免許取得。時間を見つけてはレンタルバイクに乗って練習、翌年4月ついに愛車が届いた。ハンドルが遠い、足が届かない。立ちゴケもした。車高を下げたりもしたが、教習車とは大違い。こんなバイクは私には無理と思い乗らなくなった時期もあった、そんな時にテラバルで行われたライディングスクールに参加。自信がついた。その自信をさらに固めるために、すぐ翌日ツーリングへ。平日にもかかわらず付き合ってくれたのはスクーデリア・オッジの人たち。そんなバイク仲間がいてくれるのは心強かった。その二日間がなかったら、このパニガーレは手放していたかもしれないと振り返る。
9月に免許取得。時間を見つけてはレンタルバイクに乗って練習、翌年4月ついに愛車が届いた。ハンドルが遠い、足が届かない。立ちゴケもした。車高を下げたりもしたが、教習車とは大違い。こんなバイクは私には無理と思い乗らなくなった時期もあった、そんな時にテラバルで行われたライディングスクールに参加。自信がついた。その自信をさらに固めるために、すぐ翌日ツーリングへ。平日にもかかわらず付き合ってくれたのはスクーデリア・オッジの人たち。そんなバイク仲間がいてくれるのは心強かった。その二日間がなかったら、このパニガーレは手放していたかもしれないと振り返る。
熊本市中央区銀座通りにある「プラチナ」は彼女がママを務める店。あいかさんのバイクの話に影響されてSTAFFが3人、バイクの免許をとった。いつか店のバイク乗りたちとツーリングに行きたい思っている。
いつか叶えたい夢は「アウトバーンを走ってみたい、バイクの性能をしっかり出して走ってみたい。カワサキH2と競争したい」
その最初のステップとして2024年はサーキットを走るのが目標。この春には実現しそうな第一歩。サーキットでパニガーレ。新たな魅力をあいかさんは発見するかもしれない。
いつか叶えたい夢は「アウトバーンを走ってみたい、バイクの性能をしっかり出して走ってみたい。カワサキH2と競争したい」
その最初のステップとして2024年はサーキットを走るのが目標。この春には実現しそうな第一歩。サーキットでパニガーレ。新たな魅力をあいかさんは発見するかもしれない。