去る7月20日大津にあるHSR九州で、アイアンホースドリームカップが行われた。
アイアンホースドリームカップは、空冷・鉄フレームのオートバイを使ったレースで、カワサキだと、Z系、ホンダならCB等、スズキだと、カタナ含むGS系、ヤマハはXJRなどが参戦。
ホイールのサイズや、製造年でもクラス分けがされ、さらに、予選順位でも、レースが分けられているので、各レースエントラントもオーディエンスも、楽しめる。
さらに、レースだけではなく例 年阿蘇・瀬の本 三愛レストハウスで開催されてきた『ASO AIRCOOL MOTORCYCLE FESTA』が、HSRのパドックで行われCB、Z、カタナ、 GS他70~80年代の国産空冷四発が、大集合。思い思いに仕上げられたそれらのマシンを見るだけでも、空冷好きは、垂涎タイムだった。
当日は、少々雨も降ったもののレース進行に大きく影響することもなく、各レース盛り上がった。
屋台も多く出店していたものの、多数の観客で、売り切れが続出(汗)
うれしい悲鳴となった。
関係者も、「こんなに観客席が埋まったのはひさびさ」と。
ここまで、盛り上がるのは、「わかりやすい」というところも、あるように思えた。
地方選手権は当然「本気度合い」も高い。
それはそれで、注目選手(ごひいきライダー)でもいれば、今後その選手が、全日本や世界選手権に出るかもしれないと期待の目で見ることができる。
しかし、そうでもなく、ひょっこり会場を訪れるなら、お祭りテイストの強い今回のイベントの方が分かり易い。
細かい事だが、主催者もバイクをピットから外に出すようにエントラントのお願いしていたらしく、レーサーが鑑賞しやすくなっていた。
「父ちゃん昔これに乗ってたんだぞ」と息子に説明したり、当時のことを思い出したり、もしかすると、「またバイクに乗りたい」というキッカケになるかもしれない。
もしかすると、「こんなレースなら俺も出たい」なんて思う人もいたかも。
いずれにせよ、次回も開催が待たれる新たな人気イベントとなりそうだ。
『ASO AIRCOOL MOTORCYCLE FESTA』が行われたパドックは、名車揃い。眺めて歩くだけでも、楽しい。